セサミンとコレステロールの関係
セサミンは悪玉コレステロールの増殖を抑制
セサミンには、悪玉コレステロールの増殖を抑制する働きがあります。
今回は、セサミンが悪玉コレステロールの増殖を抑制する理由を3つご紹介します。
酸化ストレスを軽減してコレステロールを減らす
セサミンは酸化ストレスを軽減する働きがあります。
酸化ストレスとは肝臓に増えすぎた活性酸素による有害な作用のことです。
本来、コレステロールは体の細胞膜やホルモンを作るために欠かせない構成成分なのですが、増えすぎたり、正常に作られなくなると、血液をどろどろにして動脈硬化を悪化させたり、高血圧、高血糖、狭心症や心筋梗塞のリスクを高めます。
コレステロールを作っている場所は肝臓です。
しかし、肝臓は内臓の中で最も多くの活性酸素が発生する場所ですので、酸化ストレスを受けやすい場所でもあります。
肝臓が酸化ストレスによって疲弊すると、肝機能は低下します。
肝機能が低下するとコレステロールは正常に作られず、血中の悪玉コレステロールが上昇します。
活性酸素によって酸化した悪玉コレステロールは、有害な過酸化脂質となり、血管内にこびりついて血管を詰まらせます。
セサミンには活性酸素を除去する働きがあります。
セサミンは胃腸で消化されず、直接肝臓に届く特徴を持っていますので、他の抗酸化物質よりも肝臓の酸化ストレスの軽減に役立ちます。
肝臓の酸化ストレスを軽減することで、肝機能が正常に働き、悪玉コレステロールの増殖を抑制します。
肝機能をサポートしてコレステロールをコントロールする
セサミンは肝臓のアルコールの代謝を促す働きがあります。
肝臓はアルコールの解毒、代謝を優先的に行いますので、アルコール解毒作用が滞っているとコレステロールの分解がいつまでも後回しになります。
セサミンには肝臓のアルコール代謝を助ける働きがありますので、肝機能をサポートすることで、コレステロールの分解を促進します。
つまり、セサミンを積極的に摂ることで後回しにされる悪玉コレステロールの分解を素早く行うように導くのです。
コレステロールの分解をすぐに行うようにすることで、悪玉コレステロールの蓄積を防ぎます。
女性ホルモンの働きを補いコレステロールの増加を防ぐ
セサミンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
一般的に女性よりも男性の方がコレステロールが増えやすいといわれています。
その理由の一つに女性ホルモンのエストロゲンが関係しています。
エストロゲンは女性らしい丸みをおびた体をつくったり、骨の形成を促したりと様々な役割があるのですが、その一つにコレステロールの増加の抑制があります。
これが、女性が男性よりもコレステロールが増えにくい理由の一つなのです。
しかし、生活習慣の乱れや閉経などによってはエストロゲンの分泌が減少します。
エストロゲンが減少すると女性も中性脂肪やコレステロール値が高くなりやすくなります。
セサミンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする植物性エストロゲンですので、セサミンを摂ってエストロゲンの働きを補うことでコレステロールの増加を抑制します。
肝臓の強化はセサミンで!
コレステロールを増加させる活性酸素に対抗する抗酸化力は年齢とともに低下していきます。
とくに40歳を過ぎると体内の抗酸化酵素が急激に減少しますので、40歳以降の方は積極的に抗酸化物質を摂る必要があります。
セサミン以外にもビタミンEやビタミンCなど抗酸化成分はたくさんありますが、肝臓で発生する大量の活性酸素の除去に効果的なのはセサミンですので、コレステロールの増加が気になる方はセサミンの摂取がおすすめですよ。
【参考URL】
コレステロールが気になったらセサミン
http://xn--vckl3i8c.tv/09.html