ゴマに含まれる油にはどんな働きがある?
ごまに含まれる3種の油の働き
ごまには、 血中コレステロールを下げるリノール酸、アレルギー症状を緩和するα-リノレンという2種類の油が含まれています。
今回はこれらの油がどのような働きを持っているのかご紹介します。
リノール酸の働き
ごまに含まれるリノール酸は、血中コレステロールを減らし動脈硬化を予防する働きがあります。
ごまには豊富なリノール酸が含まれています。
リノール酸は体内で合成することのできない必須脂肪酸なので、食事から摂る必要がある油です。
摂り過ぎると善玉コレステロールを減らしてしまうのですが、適度に摂ることで血中のコレステロールを減らし、動脈硬化を予防します。
α-リノレン酸の働き
ごまに含まれるα-リノレン酸はリノール酸のデメリットを緩和する働きがあります。
上記でも述べたように、ごまに含まれるリノール酸は摂りすぎると善玉コレステロールを減らしたり、アレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
α-リノレン酸はリノール酸によって起こるアレルギー症状を緩和する働きがありますので、一緒に摂ることが理想的です。
また、摂り入れたα-リノレン酸の10%程度は体内で血液をサラサラにするEPAに変わり、後にDHAに変化します。
EPAとDHAは血液循環を改善して動脈硬化を予防する脂肪酸ですので、生活習慣病の予防に効果的です。
ごまの油はサプリで摂る!
ごまに含まれる油を摂るにはゴマ油が良いと思われますが、ゴマ油を摂りすぎるとカロリーオーバーになったり、胃もたれ、下痢を引き起こすこともあります。
ごまの油を効率良く摂るには、ごまのサプリメントがおすすめです。
とくに、ごまの有効成分ゴマリグナンの中でも高い抗酸化作用を持つセサミンのサプリメントがおすすめですよ。
【参考URL】
ゴマに含まれる油にはどんな働きがある?
https://www.gallery-strenger.jp/gomayu.html